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第13回演奏会 1曲目 第2ギリシャ狂詩曲

6/10に行った第13回演奏会から

1曲目

第2ギリシャ狂詩曲 です


解説は以前にもあげましたが、再掲載します。

作曲者N.ラウダス(1879-1940)はギリシャの作曲家・マンドリン指導者。

本曲は1911年のイル・プレットロ誌主催作曲コンクールでS.ファルボの「序曲ニ短調」、A.カペルレッティの「劇的序曲」についで佳作入賞した作品。

ニ短調の重々しい強奏で始まり、憂いを帯びた緩徐部の主旋律を反復する。

やがて、アラビア風音階を用いたマンドリンの長大なカデンツァののち、民俗的な舞曲が始まる。

速度を増しながら目まぐるしく展開していくが、急に勢いを失い、冒頭の主題が再現され、決然と終わる。
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