SSブログ

柴田昇宜編曲作品集より(編曲:柴田昇宜) [曲目解説]

※第2回演奏会、2005年11月12日、名古屋市守山文化小劇場
第二ステージ2・3・4曲目、指揮:渡邉聡
わらべ歌(通りゃんせ・ひらいたひらいた)(日本古謡)
アルプスの少女ハイジより(おしえて・まっててごらん)(作曲:渡辺岳夫)
アメイジンググレイス(作曲者不詳)

故・柴田昇宜氏(平成17年3月30日逝去)は
MOUSAの主な活動の一つである
公民館、コミュニティセンター、病院、高齢者保養施設などでの
慰問演奏のために、
アニメ主題歌、懐メロ、童謡など幅広く編曲を残した。

これらの編曲作品40数曲の中から、MOUSAならびに
柴田氏の特に思い入れが強い曲を選んで演奏する。

(以下余談)

ムーサ初期の中心メンバーであった柴田氏の編曲作品集から三曲です。

「わらべ歌」は「通りゃんせ」と「ひらいたひらいた」の
二曲のメドレーです。演奏は平易ですが、
どこか乾いた書法ながらよく響く編曲で、
もっといろんなわらべ歌を並べて全体で10分くらいの作品になったら、
マンドリン版の「管弦楽のためのラプソディ」(外山雄三作曲)みたいになって
かっこよかったんじゃないかと思います。

「ハイジ」は男兄弟だけの環境で生まれた私には、
女の子向けの話だと思ってアニメも全然見たことがなく、
アニメのオープニング・エンディング曲だったこの曲にも
まったく思い入れがなかったのですが(失礼)、
昨年話題の高畑勲・宮崎駿両氏のスタジオジブリの両巨匠が
スタジオ設立前に作った作品であることを最近知り、
今頃になって興味を持ちはじめたところです。

演奏は思い入れがない分(返す返す失礼)、
楽しく演奏すればいいやと楽しそうに気楽に振ったら、
この三曲では一番お客さんの評価がよかった記憶があります。

アメージンググレースはこの演奏会の前年か一昨年前に
「白い巨塔」のリバイバル版(たしか唐沢寿明さんが主演でしたね)の
テーマ曲に使われていたのでアレンジされたんだと思います。

中間部のスイングを伴った5拍子の部分は
なかなか練習に苦労しましたが、
面白い効果を生んだアレンジだったかと思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0