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第13回演奏会 4曲目 流星群

第13回演奏会で4曲目に演奏した曲は

流星群

でした。


解説を再掲載します。


作曲者末廣健児(1975年生まれ)は山口県出身、京都大学マンドリンオーケストラ、京都のアルテ・マンドリニスティカ等で主席マンドロンチェロ奏者を務める。

主な作品として、組曲「瑞木の詩」、「Beyond the Skies」等、数多くの作品を発表、近年全国で上演機会の多い作曲家の一人である。

本作は京都教育大学マンドリンクラブにより2008年の同クラブ第48回定期演奏会で委嘱初演。

冒頭マンドリン系の静謐なトレモロをバックにギターのハーモニクスやマンドリン族のピッキングで星々のきらめきを表現し、やがて雄大な主題を展開するなかでパート間にまたがるスケール音階が、満天に降り注ぐ流星群を描く。

第一マンドリンからギターまでの各パートが2部に分割され、多層的かつ立体的な響きが全曲を通じて表現されると同時に、金属弦やナイロン弦を用いるマンドリンオーケストラだからこそ表現可能な世界を描写していると言える。
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