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第二ギリシャ狂詩曲(N.ラウダス作曲) [曲目解説]

みなさまお待ちかね(?)のマンドリン・アンサンブル・ムーサ第13回演奏会まで、あと1か月となりました。

ということで、当日ムーサのステージを1.3倍楽しめる!当日プログラムの曲目解説を、先行公開いたします。

まずは、1曲目の第二ギリシャ狂詩曲から。


※ 第13回演奏会 第1ステージ1曲目
2018年6月10日(日) 名古屋市天白文化小劇場
指揮:大橋一輝
作曲者(1879-1940)はギリシャの作曲家・マンドリン指導者。

本曲は1911年のイル・プレットロ誌主催作曲コンクールでS.ファルボの「序曲ニ短調」、A.カペルレッティの「劇的序曲」についで佳作入賞した作品。

ニ短調の重々しい強奏で始まり、憂いを帯びた緩徐部の主旋律を反復する。

やがて、アラビア風音階を用いたマンドリンの長大なカデンツァののち、民俗的な舞曲が始まる。

速度を増しながら目まぐるしく展開していくが、急に勢いを失い、冒頭の主題が再現され、決然と終わる。
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