ELEGIA〜悲歌〜/小林由直・作曲 [曲目解説]
※ 第11回演奏会 第2ステージ2曲目
2016年6月26日(日) 名古屋市天白小文化劇場
指揮:大橋一輝
作曲者(1961年生まれ)は三重県四日市市出身、山口大学マンドリンクラブ在籍中から作曲を開始、現在は三重県内で内科医として勤務しながら、作曲家として精力的に活動している。
代表作は「北の地平線(1985年日本マンドリン連盟作曲コンクール第2位)」「斎宮の記憶」「風の軌跡」など、抒情性の豊かさと音楽性・演奏技術の高さを要求される作品により、多くのファンを獲得している。
本作はARSNOVAマンドリンオーケストラの委嘱で作曲、2000年に初演。
通常のマンドリン合奏が6パートで、明快ではあるが平坦な響きになりがちなのに対し、本作はトレモロによるシンプルな旋律線が連綿と紡がれていくなかで、中間部で最大18パートに分割されたオーケストレーションなど、音響面の奥行きの深さと色彩感のある豊かな響きを作り出している。
曲名は、作曲者記に「若くして音楽を続けることができなくなってしまった仲間達を思いながら」とあるように、作曲者の内省的で私的な悲しみがむせびなくような旋律で紡がれていくことに由来している。
2016年6月26日(日) 名古屋市天白小文化劇場
指揮:大橋一輝
作曲者(1961年生まれ)は三重県四日市市出身、山口大学マンドリンクラブ在籍中から作曲を開始、現在は三重県内で内科医として勤務しながら、作曲家として精力的に活動している。
代表作は「北の地平線(1985年日本マンドリン連盟作曲コンクール第2位)」「斎宮の記憶」「風の軌跡」など、抒情性の豊かさと音楽性・演奏技術の高さを要求される作品により、多くのファンを獲得している。
本作はARSNOVAマンドリンオーケストラの委嘱で作曲、2000年に初演。
通常のマンドリン合奏が6パートで、明快ではあるが平坦な響きになりがちなのに対し、本作はトレモロによるシンプルな旋律線が連綿と紡がれていくなかで、中間部で最大18パートに分割されたオーケストレーションなど、音響面の奥行きの深さと色彩感のある豊かな響きを作り出している。
曲名は、作曲者記に「若くして音楽を続けることができなくなってしまった仲間達を思いながら」とあるように、作曲者の内省的で私的な悲しみがむせびなくような旋律で紡がれていくことに由来している。
2018-04-11 18:00
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