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Raveliana(ラヴェリアーナ)/C. Mandonico(クラウディオ・マンドニコ)作曲 [曲目解説]

マンドリンアンサンブル・ムーサ第9回演奏会
2014年6月29日(日)、名古屋市天白文化小劇場
第二ステージ2曲目、指揮:大橋一輝

作曲者は1957年イタリア・ロンバルディア州ブレシア生まれの作曲家・指揮者。

1986年にブレシア音楽院を卒業後、
多くの吹奏楽団の指揮者や各地の音楽学校での指導、
さらにはサクソフォン・コルネット・ジャズピアノプレーヤーとしても活動している。

マンドリンとの関わりは1985年から
「ブレシア・マンドリンオーケストラ」の指揮者を務め、
国内外で演奏活動を行うほか、自作作品集も含むCDを
数枚リリースしている。

主なマンドリン合奏のための作品として
「Music for Play」、「チェチリアーナ」、「スペイン組曲」
「水の反映」(同志社大学マンドリンクラブ百周年記念委嘱作品)など多数ある。

本曲は1987年のイタリア・マンドリン連盟の作曲コンクールで
第2位入賞した作品。
1曲目「Entrata(前奏曲)」、2曲目「Scherzo(スケルツォ)」、
3曲目「Finale(終曲)」からなる組曲。

曲名は、“管弦楽の魔術師”と呼ばれたモーリス・ラヴェルにちなみ、
ラヴェルの作品群からインスピレーションを得たことにちなんでいる。

フランス風の和声が映える「Entrata」、
弾むようなリズムが印象的な「Scherzo」、
パート間でフレーズを受け渡していく「Finale」と、
高い演奏技術と合奏力の問われる作品となっている。

ムーサの演奏へのリンク(youtube)
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