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MOUSAの選曲方法 [運営]

花井@代表です.

ムーサの演奏会の曲は難しいという声をときどき聞きます.
聴衆からも奏者からも.

決して上手な弾き手がそろっているわけではないのにです.


さて,なぜ難しい曲が選ばれてしまうのでしょう?
選曲方法が少し変わっているからだと思います.

選曲委員会などというしゃれたものはなく,全員の挙手投票による多数決で曲が決まります.

メンバーがやりたい曲をやる,非常に単純ですが他団体ではあまり見かけません.

ステージ構成はどうするんだ?難易度は?そういった大枠から議論が始まるかと思います.



ステージ構成?そんなものは後付けです.

選ばれた曲を適当に(適切に)組み合わせて理屈は後から付けます.
これまで2ステージ構成が多かったのですが,今年は2ステージにまとめるのが難しかったので3ステージです.

弾き合わせをしている中でこりゃ無理だろうとか,初見で弾けてしまってつまらいという曲は自動的にオミットされます.
この段階で難易度がある程度調整されます.

残った曲で最終投票しますが,ここでとんでもないことが起こります.

難しいという理由で3年くらい連続で落選した曲になぜか選ばれたりします.
毎年弾き合わせしているうちに,何となく弾けそうな気がしてくるのだと思いますが,おそらく錯覚です.

そうかと思うと,初めて提案された曲が物珍しさだけで入ることもあります.
後になって,なんであの時手を上げたのだろうと後悔する者続出ですが,ノリで決まった曲に苦しむことになるのも一興かと.

若手女性団員が提案した曲は通りやすい傾向にあります.
別に男性陣のすけべ根性ではなく(多少はあるかも),新鮮な感覚が評価された結果と信じています.

とは言え,指揮者と代表がたくさん曲を提案するので,哀れに思ってか1,2曲は採用されます.

この2名は多くのボツ楽譜を抱えており,選曲を通らないと楽譜代をもらえないというMOUSAの掟のため,何か通さないと死活問題になります.



ともあれ,やりたい曲をやるというのはアマチュアだけに許された特権で,たとえ最後まで仕上がらない曲が出たとしても来年のお客さんが多少減るだけでしょう.

やりたいことをやりたいようにやる,アマチュアなのだから自分が楽しいのが一番だと思います.
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