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マンドリン合奏のための二章(柳田隆介作曲) [曲目解説]

※第6回演奏会、2011年1月23日、名古屋市名東文化小劇場、
第二ステージ1曲目、指揮:渡邉聡


柳田隆介(1952-)氏は北海道出身、宮城教育大学音楽専攻を卒業、
作曲を福井文彦、佐藤真の両氏に師事。
在学中は同大マンドリン部指揮者として活躍。

主な作品に「E♭の肖像」「二つのエレジー」「絃楽のためのトリステ」などがある。

本曲は77年の日本マンドリン連盟主催の第2回作曲コンクールにおいて
最高位入賞した作品で、氏の代表作である。

1章は8分の6拍子の自由な形のソナタ形式で抒情的な主題による。

2章は2拍子を基調としたロンド形式の作品であり、
跳躍的な主題による器楽曲としての楽しさと
中間部の抒情性の対比が印象的である。
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